top of page

当社について

製品ラインナップ

Product Range

ハイポーの強み

Strength

ハイポーの育種方針と国内改良

Hendrix Genetics社の紹介にもあるとおり、「Think Global, Act Local」がハイポーの育種の理念であり、世界的な視野に立った生産性と効率性を目指しつつ、それぞれの国や地域のニーズに合った育種改良に対応できるのがハイポーの強みです。
これを最も端的に表しているのが種雄豚のラインナップです。雄種豚に関しては国や地域のニーズに合わせて複数のラインが用意されており、日本へは増体量やFCに加えて肉質も重視したデュロック種「Kantoデュロック」を供給しています。
種雌豚は世界共通の1ラインの「リブラ (Libra)」を供給しています。世界中から集まる膨大な検定データに加えて近年ではDNA遺伝子情報も併せてデータベース化し、そのビッグデータから育種価を導くBLUPでの改良が進んでおり、繁殖性と効率性が飛躍的に向上しています。
ハイポーの基礎豚農場はカナダにあり、ここでは最先端の育種改良が行われていると同時に、日本向けのBLUPに沿った基礎豚の選抜が可能です。高い能力を持つ各ラインの基礎豚の輸入は年に数回行われ、宮城GGP農場や各AIセンターに導入されます。特に宮城GGP農場では、体型や脚質などの外貌や、性格の温和さや飼い易さ、そして肉質面において更なる国内向けの改良が加えられています。このためハイポー種豚は国内ニーズに適合し高い能力を発揮できるのです。

製品ラインナップ

Product lineup

生産プログラム

止め雄ライン
ハイポーKantoデュロック
Cライン
ハイポー大ヨーク
Dライン
ハイポーランドレース
GGP

KD

KD

CC

CC

DD

DD

GP
豚

or

C

C

豚

or

D

D

豚
PS

ハイポーKantoデュロック

リブラ

豚

KD

or

CD

DC

ハイポーロゴ
ハイポー肉豚
生産プログラム

種豚ラインナップ

​ハイポーGP

ハイポーでは生産者がGPを飼養しPS雌を自家生産することが可能です。GP飼養生産者を含めたハイポーの国内雌種豚シェア(PS雌換算)は約10%であり、国内トップシェアとなっています。 
GPを保有することの利点は、①PS導入と比べて導入頻度が少なくなり、疾病侵入のリスクが減ること、②自農場で育成したPSを繰り入れることにより、PSの馴致の苦労が軽減すること、③安価にPS生産ができ生産コストを削減できること、④PSを潤沢に確保できることにより、適宜に更新が可能となり回転率が向上すると共に、成績の低いPSを早期に更新することで稼働豚の多くが優良種豚となり全体の成績が向上すること、などです。 
お客様が保有するGP雌はDライン、Cラインともどちらも可能です。

Dライン
豚
Dライン (ランドレース系)

ハイポーDラインはランドレース系のGGP・GPです。
多くの種豚ブリーディングにおいてランドレース系は繁殖能力の高い品種として供用されることが多いですが、ハイポーにおいても同様であり、ハイポー独自のランドレース系のラインを確立し改良を重ねています。ハイポーDラインの特徴として、繁殖性が高いことは勿論ですが、国内ニーズに合わせ幅のある体型や脚質においても改良されており、強健性の高いGPとなっています。
国内のハイポーのPS雌の生産には主にDラインがGP雌として使用されており、その場合PS雌は「LW系」となります。

Cライン
Cライン (大ヨーク系)
豚

ハイポーCラインは大ヨーク系のGGP・GPです。
種豚のブリーディングにおいて一般に大ヨーク系はPS雌に強健性や扱い易さを付与するために供用しますが、ハイポーではこれに加えて2003年からの新たな育種改良によりニューCラインを導入したことで繁殖能力が格段に向上し、これ以来、Cラインもランドレース系のDラインと同等の繁殖能力を持つようになりました。またこれに伴いPS雌も、CD雌 (LW系) ・DC雌 (WL系) ともに総産子数が一気に増加しました。
国内ではDラインがGP雌として使われることが多いですが、世界的にはGP雌として使用されるDラインとCラインの割合は半々となっています。また近年では国内でもCラインをGP雌とする生産者も新しく出てきており、その場合PS雌は「WL系」となります。

ハイポーPS

Libra (リブラ) 
豚

PS雌は、世界的にはLibra (リブラ) という英語名で呼ばれています。Libraは「天秤座」を意味しており、繁殖性と効率性がバランス良く改良された種雌豚であることを表しています。
リブラは離乳頭数14頭/腹を安定的に達成することを目標としており、そのための総産子数は16頭、生存産子数は15頭に設定しています。ハイポーはこの数値目標を「16-15-14」と呼び究極の効率性を目指しており、欧州の上位農場では既にこの数値を達成、国内の多くの農場も近づきつつあります。
リブラは総産子数の増加と共に生時体重の増加と泌乳量の増加を改良目標としているため、16頭以上生まれても生時体重1.3~1.5kgを確保することができ、また母豚として随一の泌乳量によって健康で大きな離乳子豚を生産することができます。これらの能力により、この高い生産性と効率性の実現である「16-15-14」が可能となるのです。

育種改良の歩みと展望
豚

大ヨーク系のCラインとランドレース系のDラインをGPとするハイポーPS雌は、日本では長らくCD雌という名で流通してきており、今でもCD雌と呼ばれることも多いです。国内では主にDラインの雌にCラインの雄を交配したLW系が供給されます。
近年の多産系の母豚では、一般に産子数が増加すると生時体重が小さくなったり、産子数は多いが哺乳中の損耗も増えたりという問題がみられますが、ハイポーではそうしたことなく効率良く離乳頭数を増やし且つ大きな離乳子豚を生産することを改良目標としています。繁殖のロスを最も少なくし最大の成果を上げるための改良目標が「16-15-14」なのです。
最も経済的で「儲かる」のは、子豚を多く、かつ大きく産み、最も安価な飼料であり最も抗病性に優れた‘ワクチン’でもある「母豚の泌乳」を最大に活用し、たくましい子豚を生産することであると、ハイポーは確信しています。

デュロック
Kantoデュロック
豚

Kantoデュロックは日本をターゲットとして改良された止め雄であり、世界でもKantoの名で流通しています。その語源は日本の「関東」であり、この種雄豚が 日本から誕生したことを象徴する命名となっています。
Kantoデュロックの肉豚の特徴は、①増体量とFCに優れていること、②国内の格付けに適合した背脂肪を有し、整った肉付きで均一な枝肉となり高い上物率を獲得できること、③更に背脂肪を極端に厚くせずとも肉の美味しさを引き出す「筋肉内脂肪」を豊富に保有していること、です。
肉豚は160日令未満で枝重80kg、背脂肪19~20mmになります。
Kantoデュロックは飼料高騰の経営環境を克服し、更に美味しさによって肉の価値を高め、生産者の収益をより高めることができる種雄豚です。

育種改良の歩みと展望
展望画像

日本市場は世界的にみて極めてユニークなニーズを有しており、種雄豚や肉豚に求められるものは生産性や効率性だけではなく、強健性や飼い易さ、枝肉格付けへの適合、肉質や肉の美味しさなど、多岐に渡ります。
こうしたニーズに応えるため、ハイポーは2000年 (平成12年) 、デュロック資源の多いカナダで、日本市場のニーズに向けたデュロック種の育種に着手しました。そして2010年、カナダ最大手のデュロック種豚会社DGI社を傘下に収めたことで目標に向けた育種改良は大きく前進し、日本向けデュロックのライン「Kanto (カントー) 」が確立しました。
Kantoデュロックはハイポー育種理念の最も明解な結実であり、国内養豚界に示す最も高いレベルでのソシューションです。圧倒的な発育の速さと強健さ、優れた飼料効率、肉質の良さ、肉の美味しさ、これらをすべて兼ね備え持つ世界唯一のNo.1止め雄 (No.1精液) として、今後も多くの生産者の期待に応えていくことでしょう。

ハイポー肉豚

豚肉

リブラ(LW系またはWL系)にKantoデュロックを交配する肉豚生産は三元交配となり、肉豚はハイポーの三元豚となります。
Kantoデュロックで生産する肉豚は、適度な背脂肪を有するとともに豚肉の美味しさを引き出す筋肉内脂肪を豊富に保有しているため、保水性と肉締まりに優れていてきめ細やかな肉質となります。肉には適度なサシが入り、加熱するとしっとりともちっとした弾力性のある柔らな食感となります。

豚肉

リブラは多産系の種雌豚であると同時に一定の背脂肪の厚さを保有しています。多産系の種雌豚の多くが、繁殖性の改良と引き換えに背脂肪を薄くしてしまっているのと比べて、リブラは多産系種雌豚として背脂肪が相対的に厚く、この点が特徴的であり稀有な存在と言えます。母豚と止め雄の背脂肪の差が少ないため、肉豚の背脂肪のばらつきが少なく、均一で斉一性の高い枝肉を生産することができます。

bottom of page