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ハイポーセミナー2025(熊本)質問回答

 2025年9月12日、熊本にてハイポセミナーを開催いたしました。

 ご来場の多くの方々からたくさんのご質問を頂いておりましたが、会場でお答えしきれなかったご質問等について当ホームページにて改めてお答えさせて頂きます。

 バイオハイポーシステムを導入するにあたって、どれくらいの人員が必要でしょうか。

 また、どのような知識を身につけなければならないか、十分な体制に落ち着くまで

 どれくらいの期間が必要か教えて下さい。

人員は特別増やす必要はないと考えます。

バイオハイポーは母豚を繰り上げる管理、育種改良のために正しいデータを入力すること、選抜の作業が必要になります。また、十分な体制に落ち着くまで弊社スタッフサポート、ハイポーアジアチームも農場研修など協力いたします。

バイオハイポーについてはこちらから

「ハイポー Kanto デュロックの発育性と付加価値」の付加価値とは

・大きくて強い子豚が産まれること

・適切な背脂肪の厚さであること。

・筋肉内脂肪が豊富に入ること。

・肉締りがよく、おいしいこと。

です。

ハイポーKantoデュロックについてはこちらから

ハイポー育種方針の、16-15-14の達成要件(条件環境)はありますか?

達成要件はありません。

ハイポーでは総産子数が16頭を超えても生時体重1.4kg以上を確保することができること、ハイポー母豚の泌乳力、それと分娩後の適切な管理によって達成可能と考えています。

育種上、総産子数だけの目標は掲げません。最も効率良い形での離乳のあり方(すなわち離乳頭数の増と子豚の大きさ)を目標に掲げて育種を進めていきます。

ハイポー育種方針についてはこちらから

ハイポーKantoデュロック実績 について 『肥育導入日齢』、『体重』を教えてください。

また、『肥育舎の残豚率』、『 農場要求率への影響』はいかがでしょうか?

・ハイポー肉豚の発育標準では、9週令で30kgです。

・お客様の農場の衛生状態によって異なりますが、Libra × ハイポーKantoデュロックの子供は発育にバラツキが無いので、残豚率は低いです。

・残豚率が低いので、農場要求率への影響は少ないと思います。

GGP養豚とPS養豚のメリット・デメリットはなにか。

また、これからの日本の養豚は、バイオセキュリティーから思うに、GGP・GP養豚が良いのか?

GGP(バイオハイポー農場)

メリット :種豚導入機会が極少なくなり、疾病防疫が強化できます。

デメリット:育種をするための業務(個体選抜業務・データのPC入力とHendrix社へのデータ送信)が必要で、業務が増えます。

GP導入

メリット :GGPに比して種豚導入機会は増えるが、PS導入より種豚導入機会が減り、防疫強化できます。PS導入に比して、PSは自農場で産まれ自農場の常在菌への免疫を持っているため馴致が不要で、能力を発揮しやすく、更新率を50%超まで持って行っても、防疫的にも資金的にも有利です。

デメリット:GGPに比して遺伝的能力の改良は遅れます。

PS導入に比して、購入種豚1頭の単価が高額です。小規模農場で小規模頭数のGP種豚を飼養すると、1頭の不受胎等の影響がPS更新に大きく影響します。

PS導入

メリット :肉豚生産のみに特化して運営でき、肉豚生産以外の労力は不要。

デメリット:1年間で多くのメスが外部導入で入れ替わり、農場防疫的に劣り、PS馴致を完全に行うには困難です。

導入費用が高額になり、種豚導入は購入元の種豚農場に左右されます。(価格、頭数)

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